7月28日(月)堀井健士さんのお話を聞く会
2025年8月29日
活動報告
日本に一時帰国されている、ユニセフコンゴ民主共和国事務所プログラム専門官の堀井健士さんとオンラインでつながり、ユニセフ活動の成果、変化、課題をお聞きする交流会を開催しました。堀井さんとは2023年1月に「アフリカからの報告会」をオンラインで開催して以来、2年7か月ぶりに画面を通してお会いすることができました。
コンゴ民主共和国では数十年にわたり紛争が続き、特に2022年以降状況が悪化しています。紛争に加え、コレラやエムボックス(サル痘)など感染症の流行、気候変動の影響が追い打ちをかけ、2,640万人の人が人道支援を必要としています。そのうち、子どもは1,540万人います。緊急栄養不良でいますぐ支援が必要な子どもは130万人います。世界最悪の人道危機に陥っている国のひとつです。
武力勢力の暴力や虐待、気候変動は「子どもらしくいられる時代」を子どもから奪います。紛争下にくらす子どもたちは明日の命も保証されていません。堀井さんから日本の子どもたちへのメッセージは「子ども時代を大切に」。現地では「子どもには子どもらしくそだってほしい」と願って頑張ってみえます。
ユニセフはアフリカ栄養緊急募金を受けつけています。
