長森西小学校で出前授業を実施しました
1月28日(土)の8時25分~11時で長森西小学校6年生75人の出前授業を実施しました。総合的な学習の授業で、「ユニセフと世界の子どもたち~持続可能な世界をつくるために~」をテーマにしました。世界の子どもたちの様子を説明したあと、4つのワークショップ(「保健と栄養」「水と衛生」「学ぶこと」「富の配分」)を理解室、家庭科室、2つの教室に分かれて全員体験しました。教室間の移動が少し時間がかかりましたが、一つ一つのワークは逆に集中してできました。
保健と栄養ブース≫≫≫上腕測定メジャーで自分の腕を測ってみました。南スーダンの2歳の女の子の上腕が9センチに驚きの声が上がりました。栄養治療食「プランピーナッツ」がなぜミラクルフードと呼ばれるのかを学びました。
学びのブース≫≫≫字が読めないとどうなるか、どんな気持ちになるか自分事として考えるブースです。値段がわからなくて買い物ができない。病院やいろいろな施設が使えない。必要な情報がわからない。だまされてもわからない。などたくさんの困ったことが出てきました。
冨の分配≫≫≫世界人口の20%の富裕層 60%の中間層 20%の貧困層が一体どれくらいの「富」を手にしているのかを疑似体験するブースです。格差社会がなぜ起きるのか、どうしたら格差がなくなるのか、とても難しいテーマですが考えました。
水と衛生≫≫≫日本の子どもは水道からきれいな水は手に入りますが、世界ではそれは普通でない、水運びに何時間もかける子どもがいること、水運びで学校に行けない子どもたちの存在を学びました。ネパールの水かめ運びを体験しました。